こんにちは、駒込スポーツ整骨院 / FEEEL CONDITIONING GYMの齋藤です。
本日はVBT(Velocity Based Training)についてお話しします。
日本語訳をすると
「速度ベースのトレーニング」
といったところでしょうか。
なぜ速度を測るのかというと、
「人間は筋肉を意識してカラダを動かしているわけではなく、目的(タスク)のためにカラダを動かしている」からです。
何を言ってるのかわかりづらいですよね。
スクワットを例にとってお話をします。
スクワットを行う際に、お尻を意識することはよくあることかと思います。
しかし、立ち上がったり、ジャンプをするときに、いちいちお尻の筋肉を意識しながら使おうなんて思わないはずです。
さらに筋肉は、速い動きを覚えさせないと、速く動いてくれるようにはなりません。
そこで、主にアスリートでの使用頻度が多くなるとは思いますが、スクワットの際に、このPUSHという速度計測機器を用いて、速く立ち上がるという目的(タスク)で行います。
速度のデータを即時的にフィードバックしながら行うことは、カラダを速く動かすことに繋がり、スポーツにおけるフィジカルパフォーマンス向上に繋がっていくわけです。
もちろん、トレーニングには正しいフォームの獲得が最優先事項なので、PUSHを使用するのはトレーニングのレベルが上がってからになります。
写真はユースのサッカー選手(GK)になります。
彼はジャンプ高アップ、移動スピードアップのために取り組んでいますが、速く動かすという意味では、野球であればスイングスピードアップ、球速アップ、ゴルフであれば飛距離アップにも繋がります。
ご自身のカラダがどれくらいの速度を出せるカラダなのかを知りたい方、競技や趣味でレベルアップをするためにカラダの改善に取り組みたい方にお勧め致します。